アクセスマップ(地図)ページ作成の考え方
- 投稿日 : 2008-12-27, 01:46
- 最終更新日時 : 2010-12-21 17:34:42(履歴)
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サイト制作で企業サイトやら店舗サイトを作る際に、「アクセスマップのページってどう作るべきだろう?」という自分なり指標を考えてみたのでメモ代わりにこちらで記録。
アクセスマップページの想定される使われ方
- 手段
- 印刷(紙媒体)
- 移動端末へのページ保存・アクセス手段保存(アドレス保存、ブックマーク、写メ、画面メモ等)
- 目的
- 目的地へ向かう際の地図として利用
- 知り合いへの紹介
- クーポン等の利用
まず(1)の「目的地へ向かう際の地図として利用」。
地図だけ載せればよいという単純なものではなく、いろいろなシーンを想定しなければならない。
目的地に遅れそうな場合、電話番号は必要ではないだろうか、交通手段に利用する駅名、出口番号を暗記していても、その他の交通手段を利用しなければならなくならないだろうか、また閲覧し印刷した後日に目的地へ向かう場合、閲覧したはずの企業・店舗の情報を忘れてしまってはいないだろうか、等々。
すると、次の項目が一般的に必要と思われた。
- 企業名
- 店長名
- 住所
- 電話番号
- モバイルサイトURL、QRコード
- 交通手段、駐車場
- 営業時間、定休日
- 予約方法
上記項目はほとんど必須と思われるのだが、いろいろなホームページのアクセスマップ(地図)ページを見るに、地図と交通手段のみしか掲載されていないサイトがかなり多いのが目に付く。
次に(2)の「知り合いへの紹介」。
印刷されたページや地図などを渡されて、「ここオススメだよ」とか「ここへ行ってください」などのコミュニケーションをとることがある。
この場合、情報を渡された側の人はサイトを閲覧していない。ここで、サイトを制作する際にデザイナーやディレクターの思惑、「アクセスマップページを見た人はサイト・企業・店舗のサービスを知っている/サイトのその他ページを閲覧している」という前提は崩れる。これには注意したい。
つまり、アクセスマップのページではそのサイトが、どういったサービスが展開・存在しているかをアピールしてもよいし、コンセプトやこだわりなどを伝えてサイトにアクセスさたいと思わせることも必要になるかもしれない。また割引サービスなどがある場合は、同時に印刷できるほうが利便性が高いように思える。
そして、次の項目が一般的に必要と思われた。
- サービス・コンセプトのアピール
- 割引クーポン
- サイトのURL
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